「彼女が浮気していないか心配」
「彼女を信じたいのに、些細なことで疑ってしまう自分がいる」
彼氏の浮気を疑う女性だけでなく、恋人の浮気を心配する男性も多いです。
女性からすると、「彼は私のことを信用していない」と思うこともあるようです。
今回は、彼女の浮気を心配する男性の心理を分析します。
また、浮気を心配する男性がとる行動を見ていきましょう。
彼女の浮気を疑う人の共通点
もちろん、疑われる本人に原因がある場合も少なくありません。
トイレやお風呂でも常にスマートフォンを持ち歩いている、休日に一人で出かけることが多くなったなど、不審な傾向が見られれば、疑ってしまうのも無理はありません。
しかし一方で、過去の経験や性格的な問題から、特に理由もなく過剰に疑ってしまう人もいます。
ここからは、浮気を疑ってしまう人の特徴を紹介していきます。
過去に浮気された経験がある
過去に恋人や配偶者に浮気をされた経験がある女性の多くは、男性不信になりがちです。
過去の経験のトラウマは心に深く刻まれ、別れた後も尾を引きます。
その結果、些細なことで浮気を疑う人が多いです。
過去のショックや心の傷を考えれば、このような反応をするのは仕方のないことです。
しかし、そのトラウマとは無関係の相手を攻撃したり、過度に束縛したりすることで現在の関係を危うくするのであれば、何らかの対処が必要です。
「女性も浮気する」と刷り込まれている
浮気は多くの人の関心事です。
SNSでもよく取り上げられるし、浮気に関する創作物は世界各国、歴史上、バリエーションに富んでいます。
そういう作品を見ているうちに、「男は浮気するもの」という刷り込みが強くなっていくのかもしれません。
偏った目で相手を見ていれば、些細なことで浮気を疑ってしまうのは当然のこと。
思い込みが強い人は、相手の言動を冷静に観察し、本当に浮気を疑って良いのか冷静に考えてみることをおすすめします。
自分が浮気をしている/浮気したことがある
人間は自分の基準でしか物事を判断できません。
また、相手が何を考えているかは、自分の性格や行動原理を基準にする以外に推測のしようがありません。
浮気をしたことがある人ほど、相手の浮気を疑いやすいです。
あるいは、浮気をしたことがなくても、浮気願望があれば、相手にも同じ願望があるのではないかと疑ってしまうでしょう。
そのような理由で浮気を疑うのであれば、自分の胸に手を当てて、自分に不純なところがないか、相手の気持ちを無視していないか、考えてみる必要があります。
また、なぜ怪しいと思うのか、具体的な理由を整理するなど、俯瞰的に状況を見ることで疑いが晴れるかもしれません。
彼女の浮気を疑い続けるリスク
疑う理由があればそれに越したことはありませんが、具体的な理由が見つからないのに、夫や彼氏の浮気を疑い続けてしまうと、切れない関係を引き起こしてしまう可能性があります。
ここからは、浮気を疑い続けることで生じるリスクを説明します。
信頼されていないと感じさせる
結婚や恋愛関係は信頼の上に成り立っています。
パートナーを信頼できないだけでなく、信頼されていないと感じることは苦痛です。
何度も疑われ、そのたびに身の潔白を説明しなければならないとなれば、精神的に疲弊してしまいます。
また、束縛が強くなると、パートナーから逃げたいという心理に陥ることもあります。
自分もパートナーも疲れる
浮気は、疑う側も疑われる側も疲弊します。
常に相手を疑い、信用できない状況に置かれることは精神的に疲れます。
一方、疑われた側も、浮気をしていないこと、相手をどれだけ大切に思っているかを説明することを求められるため、疲れを感じるでしょう。
お互いがいい緊張感を持って見守る状態であればいいのですが、過度な監視は悪循環を生みます。
その結果、パートナーとの関係が悪化することもありますので、注意が必要です。
逆に浮気を疑われることもあります。
「そんなに疑うということは、何か心当たりがあるということ?」と、逆に浮気を疑われるかもしれません。
特に、浮気をする動機も意欲もないのに疑われると、「なぜそんなことを思うのか?」「相手に何か事情があるから疑われている」と考えるようになるかもしれません。
このような回りくどい行動は、双方が無実であるにもかかわらず疑われることになりかねないため注意しましょう。
浮気をしていたら、敏感になる
あなたのセンサーは浮気がバレていないか敏感に反応します。
すると、自然と彼の一挙手一投足に反応するようになります。
今まで気にしていなかったことでも、彼の一挙手一投足に疑心暗鬼になり、浮気を疑いやすくなります。
本当に浮気をしているのか
浮気を疑われる状況をかなりのストレスと感じる人もいます。
相手に監視されている感覚や、行動を束縛されている感覚が、かえって「解放されたい」という欲求を引き出すこともあるので注意が必要です。
皮肉なことに、浮気されたくないという不安が浮気を現実のものにしてしまうのです。
相手の立場になって考える
例えば、彼がトイレに行くために立ち上がるときにスマートフォンを持っていくとします。
そのとき、「トイレにスマートフォンを持っていくと、浮気相手と連絡を取っていることになる」と考えると、「本当に浮気をしているのではないか」と疑い始めます。
「自分と同じ行動をされたらどうしよう」と一度でも考えてしまうと、彼女を疑うことに慣れてしまい、加速してしまいます。